【海外のお客様への着付けの後に大切な事】

Airbnb Kimono体験 blog

どうもみなさん、おはようございます。

1000年先の未来に着物を残す為、着付師からネオKimonoスタイリストになったミシェル由衣です。

今日は海外のお客様に着物を着せた後にと〜〜〜〜〜っても大切な事について書いていきます。

超重要な履物。本当に下駄や草履で大丈夫?

みなさんは着物といえば履物はやっぱり草履を履きますか?私は下駄の方が好きだったりします。

ですが圧倒的にブーツやハイカットスニーカー、パンプスなどを履く機会が増えました。

そして何と言っても海外のお客様。特にアジア圏以外の方々にとって、下駄や草履はかなり厳しいかもしれません。

こはぜ付きの足袋はサイズを探すのも大変かも・・・。

草履や下駄を用意している着物レンタルのお店に勤めていた頃、海外のお客様への履物は度々苦労がありました。

一番大きかった足のサイズは私の記憶では

女性は27cm 男性は30cm

女性はまだ男性の足袋や下駄を用意して対処していましたが、30cmは本当にどうにもならず、足袋屋さんに足袋のサイズの問い合わせをしたところ、

「30cmはうちでは特注になっちゃいますね」との回答が!

ひゃー!西洋化が進んでいるとはいえやっぱり日本人の平均的な足のサイズはアジア圏以外の人に比べたら小さいんだなぁ。と思いました。

という事でそんなお客様の対応をいくつかご紹介しますね。

女性なら男物の下駄や雪駄もあり!

ぶっちゃけ着物を着る体験をしてくださるお客様のほとんどって女性ですよね。

そうだからよくこの対応をしていました。特に男物の下駄はそこが広いので、サイズがぴったりの女性用の小判形の下駄より四角い男物の下駄の方が楽だから「こっちがいい。」というお客様結構いらっしゃいました。

足のサイズって長いだけじゃなくて幅が広かったり色々なので、この点は覚えておくと良いかもしれません。

下駄は写真用!下駄を持って自分の靴でお出かけ♪

これもよくやっていました。

ほとんどの人は写真が撮りたくて来ています。そんな時は、下駄を履く必要はありません。

下駄を持って靴を履いてお出かけしてもらい、写真の撮影の時だけ履き替えをしてもらっていました。

これは男性のお客様に本当に多かったです。

自分の履物でそのままお出かけ!

これは特に浴衣の時期に多いのですが、

「サンダルなら合うからこれで出かけちゃうわ。」

というお客様。これは海外のお客様視点になるかと思いますが、やっぱり

下駄や草履=サンダル

のイメージがあるらしく、ブーツやパンプスを進めてもしっくり来ないお客様も、

サンダルならOK と感じる人も多い様でした。

ネオKimonoスタイル体験では履物はお客様自身の物を利用

NeoKimono2015

そんなわけで、私ミシェル由衣が提供するネオKimonoスタイルの体験では、

ご自身の履物を持ってきてもらう様にお願いしています。サービスの内容から結構歩くので、

・歩きやすい履物

・おしゃれな履物

・複数持ち込みOK

とお願いし、さらにイメージがつく様な写真をサービスページに掲載しています。

もしあなたが海外のお客様に着物を着せる機会があるなら、その辺りも気遣ってあげると、さらにお客様にとって、楽しい時間を提供できると思います。

また、もし海外のお客様に自分で着物を着せるサービスを提供したい!と考えているなら、履物の事を考えるのはとっても大切だと思います。思い切って室内のみなんてのも有り!

着付師のみなさん!来年はオリンピックの年。海外のお客様はさらに増える事になるかと思いますので、この辺りを少し頭の隅に置いておいてあげてください。

私がネオKIMONOでサービス提供をしようと思った動機の1つは実は履物だったりします。そのぐらい重要です。足が痛いって本当に辛いですからね・・・。

着付師向け英会話やってます!

最後になりますが、英語で着付けが必要な方で英語が心配な着付師のみなさま、着付師向け英会話教室をぜひ受講してみてください。

着付け時の英会話以外にも上記の様な経験に基づいた知識や情報のシェアに力を入れています。

ただ着物着せるのではなく、海外のお客様を一緒におもてなししましょう。

もし良ければ↑のリンクから詳細をチェックしてみてください。

アドバンスコースまでお申し込みいただいた方には、ご自身での海外のお客様への着物体験サービス提供のサポートもしております。

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