◆日本は本当に察する文化なのか◆

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日本が世界でも人気ですよ〜。と言われる様になってから、日本の特徴にフォーカスされることが増えたかと思います。その中の一つ

【日本は察する文化】

というのを聞くかと思います。

 

最近、本当にこれが事実なのか不思議に思っていることが1つあります。

 

この【日本は察する文化】の話が出てくるとよく聞くのが、「海外でははっきり言わないと通じないからね」という話。パリのJapanEXPOでもそういう場面が沢山ありました。そしてはっきりと「こうしてほしいです!!」と伝えると200%ぐらい本気で対応してくれるので、とても助かりました。

 

話を戻して、日本の人察するの得意なら、「海外でははっきり言わないと通じない」を察して何か対処を考えてみては?と思ったのです。しかも今や日本の人にとって、「海外でははっきり言わないと通じない」は当たり前。それなのにはっきり言わない。人によっては「どのぐらいはっきり言っていいのかわからない」という声も聞いたことがあります。

「え?察するの得意なんでしょ?それならどれぐらいはっきり言ったらいいか察してよ」

と思うのは私だけでしょうか・・・?「私の中ではこれではっきり言ってるつもりなの。察してよ。」という気持ちの人もいる様で、察する文化とは・・・?となってしまいました。

 

ただの屁理屈の様にも聞こえるかもしれませんが、なんかこのものすご〜〜〜〜く受け身な感じ

【日本は察してほしい文化】

な気がしてちょっと虚しくなってきました^^;

 

日本人は確かに察するのが得意な部分が海外の人より有るなぁと思う瞬間は沢山あります。せっかくならそれを生かして海外の人に喜んでもらう。そして向こうは察する文化では無いのはもう重々わかっているんだから、はっきりいう場面では相手にはっきりと伝える。

 

シンプルにこれを実行してもっと沢山の海外の人と上手なお付き合い、そして楽しいお付き合いができるのではと思っています。今後きっと外国人と呼ばれる人との付き合いが増える日本人はもっともっと多くなって当たり前になると思うので、ぜひ折角の【察する能力】をうまく使ってはいかがでしょうか?
 
 
 

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