どうもみなさん、おはようございます。1000年先の未来に着物を残す為、着付師からネオKIMONOスタイリストになったミシェル由衣です。
今回は着物の面白いルール「着物は右前で着ること」をトピックにお話していきます。みなさんにとってこの着物ルールどう思ってますか?
「これだけは絶対に守ってます!」
「特に考えることも無くなんかその通りに着ています。だってみんながダメって言うし・・・。」
「別にどうでもいくね?」
など様々な意見があるのではないでしょうか。
ですがみなさん、それだけでは勿体ない!来年はオリンピック!海外の人がいっぱい来るんです!日本の面白い歴史あるネタ。しっかり掘り下げて知識として知っておき、さらに英会話文にまとめていたら、海外の人とのお話のトピックになるかもしれませんよ。英会話練習のチャンス!
「着物は右前で着るもの」は超面白い日本トークのネタ!
ちなみにみなさん、このルールの説明はどのようにしていますか?「左前は死人と同じ着方だから逆に着るんだよ。」では実は説明不足だし、話の盛り上がりに欠けます!
もう少し具体的に「お葬式で、亡くなった方に今でも着物を着せる事があって、着物を着せるときは合わせを反対に着せるんだ。だからそれと同じにならない為に、右前に着るんだよ」まで説明してあげると「なるほどね〜。」となってさらに「なんで亡くなった方には逆に着せるの?」な〜んて質問されて盛り上がるかもしれません!!!
そして、みなさんこの「なんで?」質問にもきちんと理由を説明しながら答えられますか?
ちなみに、これの答えが万が一わからなくても大丈夫。そういうときは素直に「そういえばなんでだろう?ちょっとGoogleで調べてもいい?」と聞いて調べても問題ありません。今回は私が推している説を書いておきます。
私はこの説をお話します。
「1300年前に偉い人が右前で着るように法律作ったらしいよ。中国の思想の影響で当時は左の方が右より上位だったから、庶民は右前、高貴な人は左前だったんだって。そのままこれが定着しているらしいんだよね。ちなみに死ぬと位が上がるという考えがあって、だから死者には逆に着せているらしんだよね。私はこの説を推してるんだ。」
さらに、そこから「神道では死後は家族を見守る神様になるなんて考えもあるからね♪」などなど話は尽きないからです。
そして私が一応気をつけている点は、諸説ある場合は、「私はこの説を推してるんだ〜。」と言う点。もしかしたら、そのお客様も日本に超詳しくて別の説を推しているなら、さらにディスカッションで盛り上がれるからなんです!(ここ本当に重要ですよ笑)
英会話文を妄想してみよう!
上の様な内容を、事前に英文で会話形式にまとめて、自主練をする。その自分で作った(かたことでもOK)英会話分をロールプレイ形式で妄想しながら読んだり、口から出して発音しまくると、そのネタの英会話なら出来る様になる事があるので、これすっごいオススメの自主練方法だったりします。。
着付師向け英会話やってます!
最後になりますが、英語での着付けが必要な方で英語が心配な着付師のみなさま、着付師向け英会話教室をぜひ受講してみてください。上の内容を実際に英文にして読み合わせをしたりすることもあります。
着付け時の英会話以外にも上記の様な経験に基づいた知識や情報のシェアに力を入れています。
ただ着物着せるのではなく、海外のお客様を一緒におもてなししましょう。詳細は↓↓↓