どうもみなさん、こんばんは。
1000年先の未来に着物を残すため、着付師からネオKimonoスタイリストになったミシェル由衣です。
数日前にシェアした、ケニアからのお客様から聞いた少し悲しいお話を今回はシェアしようと思います。
小学1年生の息子さんがいじめで帰国を決意したケニア人のお母さん
写真の二人のうち、一人は約5年前に日本に息子さんと一緒に、日本に学生としてきたお母様でした。
今までは都内にはおらず、学校があったエリアに住んでいて、息子さんはそこにある保育園に通っていたそうです。とてもインターナショナルな保育園で、沢山の人種の人が通う保育園。とっても充実した毎日を送っていたみたいで、お母様は卒業後、日本での就職が無事に決まり、今年の4月に東京へ出てきたそうです。
そして東京の学校で、小学校に入った息子さんはいじめにあったそう・・・。そのため近々一度国に帰って再スタートを切るそうです。
もちろん彼女はもう、日本に住むことは無いと言っていました。
この話をしてくれた時の彼女のトーンは普通で、別にもちろん日本人をせめている訳でも無い。それが分かってもすごくすごく悲しかったし、同じ日本人としてとても恥ずかしく思いました。
何よりも、彼女は今でも「日本が大好き」と言ってくれているのが余計にそう思わせました。
「帰国前に色々と日本を体験しようと思って、友人が遊びにきたから一緒に着物体験に来たのよ。」
と笑顔で答えてくれたのが忘れられません。
違うというだけのことを受け入れる心
私は半分が海外のお客様なので、いろんな話を聞きます。外国人ならではの日本での経験。
また日本に今いる外国人の友人からも、日本にいる外国人ならではの経験の話も聞きます。
かなりびっくりしたお話だと、電車で、自分の横の席には座らない人が多いと言っていた黒人の方。これも本当に悲しい話です。恥ずかしい話です。
国が違うというのは、ただ違うだけです。見た目が違うというのもただ違うというだけ。それが良いとか悪いとか何かを測る物差しにはなりません。
ただ違うというだけの事なんです。
でも日本人は、「違う」という事に対してなぜかネガティブな感情を持つ人が多いように思っています。
そこに良いか悪いかは無いということを体験する為に、もっと沢山の日本人が海外へ飛び出してくれたらなぁ。と思っています。
そして!なんといっても日本でその体験ができるのがAirbnbの体験サービスの提供だったり、なんどもお伝えしているcouchsurgfinだったりします。
ぜひ沢山の日本人が、来年のオリンピックに向けて、「違う」ということをただ受け入れられる様になってくれたらと思っています。
ちなみいこれができる様になれば、良い意味で相手への遠慮もなくなると思います。何か遠慮して言わなかったり、外国人だからまぁいっか。と何かを我慢せず、はっきりと物を言う。
その時の反応も、きっと良い印象になるものは多いともいます。
来年のオリンピックまでに、英語で着付けができる様になりたいという着付師さん、自分で着物の体験などを世界の人に提供したいという着付師さん、着付師向け英会話やっているのでぜひ起こしください。
次回も少し今回のネタに近い、日本に住んでいる外国人の友人から聞いた「もしかしたら知ら間にしているかもしれない外国人への対応」について書いてみようと思います。