みなさま、こんばんは。1000年先の未来に着物を残す為、みんな違ってみんな良い世界を作る為
着付師からネオKimonoスタイリストミシェル由衣です。
さて、今回のお話は、私ミシェル由衣視点の、浴衣のお話。
というか今回はいつまで浴衣って着れるのが一番お話したいトピックですかね。
結論からいうと、誰が決めたのかについては私も全然わからないのですが、浴衣に限らず、普段着物はあなたが着たいように着たい時に着るというスタンスが私は一番しっくりくるのかなぁと思っています。
私の場合ですと、9月は浴衣を着ることも結構多いので、「ルール」と言われる物にのっとって何かを着ることは普段着はしないことに決めています。
なぜかというと、普段着る物って誰かの為ではなくあなたの為の着るものだから。
誰かの為に着なきゃいけない瞬間(例えば結婚式など。)では主役の方の為の格好であると考えていますが普段着るものはあなたの物だと考えているので、決定権はあなたが持つべきとかんがえています。
でも、知っていて欲しいことがあります!!!
和服のとっても素敵な魅力の一つは、柄で季節を先取りすること。
例えば♪春がくるのが楽しみだから、冬の終わりに春の季節の花が入った柄の着物を着るってなんか幸せな気持ちになりませんか?
こういうハッピーな気持ちから生まれた着物の着るもののルールは生まれたのかもしれないな。と思っているミシェル由衣です。
ルールは守る物!だから絶対!!!ではなく、こうした、なぜこんなルールができたのかの背景にポジティブな理由が着物はと〜〜〜〜っても実は多いんです。
もし!今、あなたが着付け教室に通っていて、たくさんのルールにちょっぴり疲れていたら、ぜひ先生に「なんでそういうルールができたんですか?」と聞いてみてください。なんだか幸せになる様なエピソードが隠されているかもしれませんよ♪
先生が教えてくれそうにない・・・という方はぜひぜひ、googleで検索をしてみてください。
時には色々なエピソードが出て来たりします。その中から自分が納得できる物を一つ選んで、だからこのルールがあるんだなぁ。と思うと、着付けの手順、着るものにも反映されたりするので本当におすすめです。
浴衣の季節については、「自分自身がしんどくない時期まで」で全然OKだと思いますが、「昔の人は季節を先取りして、次の季節を心待ちにしていたのかも♪」というエピソードを知って、9月から単衣を着てみるなんていうのも楽しいですよ。
一緒に昔の人たちの季節を楽しむ心を着物を通して磨いていきましょう。
にしても最近本当に残暑が厳しいので、無理だけはダメ!絶対!!!命最優先でね♪
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