こんにちは、NEOキモノStylistのミシェル由衣です🌿
先日の友人の結婚パーティーで、特別な一着を身にまといました。
私の祖母が妹の七五三の時に着ていた訪問着。妹が7歳で、私が10歳の時のことです。
その日、私は自身も着物を着ていて…でも実は、あまりにも苦しい着付けで体調を崩してしまい、
「もう二度と着物は着ない!」
と心に決めた日でもありました。
それがまさか、今こうして着物の仕事をしているなんて、本当に不思議なご縁です。
今回のパーティーはカジュアルな雰囲気だったので、祖母の訪問着には、金銀の煌びやかな袋帯ではなく、品の良いポイント柄の相良刺繍帯を合わせて。
華やかさはありつつも、落ち着いた上品な印象になるよう意識しました。
子どもの頃の思い出が詰まった一着を、今の自分らしいコーディネートで着られたことが、本当にうれしかったです。