【季節を着物でも楽しむ日本人と海外のお客様】

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『江戸自慢三十六景 海案寺紅葉』広重 出典:国立国会図書館貴重書画データベース

どうもみなさん、こんにちは。

1000年先の未来に着物を残す為、着付師からネオKimonoスタイリストになったミシェル由衣です。

本日のトピックは季節を楽しむ日本人と海外の人とのお話です。ぜひ最後まで読んでみてください。

着物の柄の意味を聞いてくださるお客様

もしあなたが日本人で、日本に住んでいるなら、春夏秋冬がある1年は当たり前ですよね?今の時期なら紅葉狩りに出かける人もいるのではないでしょうか?

色々な国の方に着物を着せてよく話題に上がる一つといえば、

「着物の柄には意味があるんでしょ?これはどういう意味なの?」

という質問。ものすごい多いわけではありませんが、事前に着物の事を調べてくるお客様はこういう質問をしてくれます。

柄の説明をするときに圧倒的に多い柄がやっぱり植物の柄になります。そしてこの柄の説明をするときに、話題に上がりやすいのがやっぱり「季節先取り」のお話。

「日本人は、少し早めの季節の柄の着物を着用しながら次の季節を楽しみに待っていたんだよ。」

という話をすると、とても興味深そうに話を聞いてくれる人が多いです。

そもそも日本ほど季節がない国の方々も。

季節を楽しむ事そのものに興味を示す方々もいるのですが、それにはその国ならではの気候にありました。

もちろん全てのお客様がそう。というわけではないのですが、

「私の国は年中だいたい気温は同じで、雨季と乾季があるくらいの違いしかないの。だから季節による大きな変化があんまりないんだよね。」

という人が以外に多くいらっしゃいます。

ぜひ、こういう国の人が世界にはいる。という事を知った上で着物を世界中の人に着せてあげると、さらに話題に困らなかったり、伝えるとびっくりしてくれる事などが色々とあるので、頭の隅に置いておいてみてください。

着付けの時の話題で、お天気ってもしかしたら日本人以上に盛り上がるトピックになりえるので、この点も英語で着付けをした時の雑談のネタに英文を考えておくのも良いかもしれません。

着付師向け英会話教室では、着付け時の英会話以外に、この様な海外のお客様に着付けをした経験からの情報や知識のシェアに力を入れています。英語で着付けが出来るようになりたい着付師のみなさま、ぜひお申し込みください。

12月11日(水)はオンラインレッスンが決まっています。遠方からのお申し込みまだ可能ですのでお気軽にお申し込みください。

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