どうもみなさん、おはよございます。
1000年先の未来に着物を残す為、着付師からネオKimonoスタイリストになったミシェル由衣です。
今回は、着物が身近な人にとっては当たり前のネタ。子供の着物の肩上げにフォーカスしていきます。
肩上げとは、書いてある通りなのですが、着物の肩の部分をつまんで、着物の裄を小さくする事。これをしてある着物を着ている意味とは、「まだ子供ですよ。成人していませんよ。」の意味を表す物です。
これを読んでもうピンと来た方もいるとは思いますが、大人になったらこれを取って着物を着ます。
そう!成長に合わせて、サイズぴったりに作るのでは無く、成長を見越した仕立てをしているのです。
小さくなっちゃったからもう着れない。と次の物を買える余裕が無い時代の一工夫が結果的に現代社会のサスティナビリティーへのヒントになっている気がします。
また、この肩上げ物理的な成長を見越しただけではなく、
「子供が大きく成長しますように」
の想いも詰まっていて、
肩上げをいていない=もう成長の伸び代なし
となるので、現代の七五三などでも、肩上げする必要がないサイズでも1cmは肩上げをするのが当たり前。
今の人は、肩上げをした着物ををその後も着る。なんて人はほとんどいないので、わからない感覚かもしれませんが、13歳(当時の元服)になった時に、肩上げを取った着物を着せたお母さん。きっとすっごく嬉しかったと思いませんか。
成長を感じられる、無事にここまで育ってくれた。
その時の気持ちは特別だったのではと感じました。
さて、次回は「限りある大切な資源で🎀おしゃれを楽しんだ江戸のファッショニスタ達」にしようと思っています。
そして!おしゃれなだけじゃない着物を始めてみたい!というかた、毎月第四土曜日、日曜日に、
ネオKimonoワークショップ
を開催します。10月は26日27日。お申し込みお待ちしております!
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